シンジ「アスカって処女?」 アスカ「は?」その7 - SSまとめ部

シンジ「アスカって処女?」 アスカ「は?」その7

Real Action Heroes 碇シンジ


シンジ「アスカって処女?」 アスカ「は?」その1
シンジ「アスカって処女?」 アスカ「は?」その2
シンジ「アスカって処女?」 アスカ「は?」その3
シンジ「アスカって処女?」 アスカ「は?」その4
シンジ「アスカって処女?」 アスカ「は?」その5
シンジ「アスカって処女?」 アスカ「は?」その6
シンジ「アスカって処女?」 アスカ「は?」その7



257 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]:2013/01/12(土) 10:44:56.29 ID:e2Tj379h0
今更だけど、ここからQの大部分のネタバレを含むから観覧注意。
258 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]:2013/01/12(土) 10:45:48.60 ID:e2Tj379h0
シンジ「……」

シンジ「…んっ……」

シンジ「ここは…?」

シンジ「なんだ…?エヴァ?」

ゲンドウ「そうだ」

シンジ「父さん…」

ゲンドウ「エヴァンゲリオン第13号機。お前とそのパイロットの機体だ」

シンジ「カヲル君と…?」

カヲル「……」

ゲンドウ「時が来たらその少年とこのエヴァに乗れ。話は終わりだ」

シンジ「ちょっと待ってよ父さん!まだ聞きたい事とか、話したいことがいっぱいあるんだ!父さん!!」
259 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]:2013/01/12(土) 10:46:51.58 ID:e2Tj379h0
シンジ「くそっ!やっぱり父さんは自分勝手だ!」

カヲル「ごめんねシンジ君。無理矢理連れてきて…君には真実を伝えたくてね」

シンジ「どうしてカヲル君がいるんだ!真実ってなんなんだよ!もう訳が分からないよ!」

カヲル「今はゆっくり休んで。落ち着いたら話すよ」

カヲル「今言えるのは…ここはリリンが第3新東京市ネルフ本部と言っていた場所だよ…」

シンジ「ここが…第3…?」

カヲル「彼を部屋に案内してあげて」

綾波「はい…」

綾波「こっちへ」
260 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]:2013/01/12(土) 10:48:07.75 ID:e2Tj379h0
綾波「…」

シンジ「…」

シンジ「ジオフロントなのに、空が見えてる…」

シンジ「あれが、ネルフ本部…?何があったんだ…」

シンジ「あの…」

綾波「なに?」

シンジ「綾波…だよね?」

綾波「そう。私は綾波レイ」

シンジ「ずっとここにいたの?こんな何も無いところで… 綾波らしいって言ったらそうだけど。学校とか無さそうだし、いつもどうしてるの?」

綾波「命令を待ってる」

シンジ「本とか読んでないの?」

綾波「本…綾波レイなら、そうするの?」

シンジ「うん…よく読んでたじゃないか。部屋にもあったし」

綾波「そう…」

シンジ「いつも持ってて、好きみたいだし」

綾波「好き…?」

シンジ「うん…だと思うけど…」

綾波「好きって、何…?」

シンジ「あのとき教えたじゃないか。覚えてないの?」

綾波「知らない」
261 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]:2013/01/12(土) 10:48:52.55 ID:e2Tj379h0
冬月「ゼーレはまだ、沈黙を守ったままか」

ゲンドウ「人類補完計画は死海文書通りに遂行される。もはや我々と語る必要はない」

冬月「碇、今度は第13号機を使うつもりか?」

冬月「まあいい。俺はお前の計画についていくだけだ。ユイ君のためにもな」
262 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]:2013/01/12(土) 10:49:43.31 ID:e2Tj379h0
シンジ(……)

シンジ(この部屋の電話、ダイヤルもないし、こっちからはどこにもかけられないのか…)

シンジ(携帯も無いし…アスカが心配してるだろうな…)

シンジ(綾波もなんか様子がおかしいし…)

シンジ「はぁ…」

シンジ(カヲル君が言ってた真実って何だろう?)

シンジ(……)

シンジ(聞いてみよう…)
263 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]:2013/01/12(土) 10:50:56.58 ID:e2Tj379h0
シンジ「カヲル君…どこだろ?」

♪♪♪…

シンジ「ピアノの音?」

カヲル「……」

シンジ「…」

シンジ「ピアノ、上手だね」

カヲル「音楽は良いね。心を潤してくれる。リリンの生み出した文化の極みだよ。そう思わないかい?シンジ君」

シンジ「…」

カヲル「元気少ないね。どうしたんだい?」

シンジ「心配になったんだ。友達が…」

カヲル「友達?」

シンジ「うん。ネルフ本部の上に街があって、みんなそこにいたんだ」

シンジ「トウジやケンスケ。委員長やクラスのみんなも」

シンジ「僕は14年間も、初号機の中で眠ってたみたいなんだ」

シンジ「なんだか怖いんだ。街が…みんながどうなっちゃってるのか…訳がわからなくて怖いんだ。そう、怖いんだよ!」

カヲル「……真実を知る覚悟はあるかい?」

シンジ「…うん」
264 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]:2013/01/12(土) 10:51:41.84 ID:e2Tj379h0
シンジ「うわっ!」

シンジ「カヲル君!…カヲル君!」

カヲル「さあ手を、もう少しだ」

シンジ「はあ…はあ…」

カヲル「もうすぐ雲が切れる。君の見たい真実が見えるよ」
265 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]:2013/01/12(土) 10:53:21.00 ID:e2Tj379h0
シンジ「……っ!!なんだこれ…」

カヲル「君が初号機と同化している間に起こったサードインパクトの結果だよ」

シンジ「これじゃあ、街のみんなは…」

カヲル「この星での大量絶滅は珍しいことじゃない」

カヲル「むしろ進化を促す面もある」

カヲル「生命とは本来、世界に合わせて自らを変えていく存在だからね」

カヲル「しかし、リリンは自らではなく、世界の方を変えていく」

カヲル「だから、自らを人工的に進化させるための儀式を起こした」

カヲル「古の生命体を贄とし、生命の実を与えた新たな生命体を作り出すためにね」

カヲル「全てが太古よりプログラムされていた絶滅行動だ。君のお父さんは人類補完計画と呼んでいたよ」

シンジ「父さんが、これを…何をやっているんだ…」

カヲル「シンジ君。一度覚醒し、ガフの扉を開いたエヴァ初号機はサードインパクトのトリガーとなってしまった」

カヲル「リリンの言うニアサードインパクト。全てのきっかけは君なんだよ」

シンジ「…!!」
266 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]:2013/01/12(土) 10:54:42.58 ID:e2Tj379h0
シンジ「違う…僕はただ、アスカを助けたかっただけ だ…」

カヲル「そうだね。しかしそれが原因で…」

シンジ「そんな…僕は知らないよ!そんなこと急に言われたってどうしようもないよ!!」

カヲル「そう。どうしようもない君の過去。君が知りたかった真実だ」

カヲル「結果として、リリンは君に罪の代償を与えた。それが、その腕のものだ」

シンジ「えっ?」

カヲル「それは発信器なんかじゃない。小型爆弾さ。エヴァが覚醒すると起爆する仕組みになってる」

シンジ「なんで…ミサトさんが…」

シンジ「罪だなんて…何もしてないよ!僕は関係ないよ!!」

カヲル「君になくても他人からはあるのさ。ただ、償えない罪はない。希望は残っているよ。どんな時にもね」
267 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]:2013/01/12(土) 10:55:31.78 ID:e2Tj379h0
冬月「ゼーレの少年が第3の少年と接触。外界の様を見せたようだ」

冬月「果たしてどう受け止めるのか…いいのか?碇」

ゲンドウ「ゼーレのシナリオを我々で書き換える。あらゆる存在はそのための道具に過ぎん」

冬月「お前の生き様を見せても息子のためにはならんとするか。私はそうは思わんがな」
268 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]:2013/01/12(土) 10:56:32.84 ID:e2Tj379h0
シンジ「……!」

冬月「第3の少年。将棋は打てるか?」

シンジ「ええ…ルールくらいは」

冬月「結構だ。付き合いたまえ。飛車角金は落としてやる」

冬月「心を静かに落ち着かせる。戦いに勝つために必要なことだ」

冬月「老人の趣味に付き合ってくれて礼を言う」

冬月「私も臆病でね。口実でもなければこうして君と話す機会を持てなかった」

冬月「君はお母さんを覚えているかね?」

シンジ「いえ…まだ小さかったし。それに…母のものはすべて父が処分したので」

冬月「……」つ写真

シンジ「!この人は…綾波?」
269 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]:2013/01/12(土) 10:57:43.89 ID:e2Tj379h0
冬月「君の母親だ。旧姓は『綾波ユイ』大学では私の教え子だった」

冬月「今は、エヴァ初号機の制御システムとなっている」

シンジ「!!」

冬月「エヴァのごく初期型制御システムだ。ここでユイ君が発案したコアへのダイレクトエントリーを自らが被験者となり試みた」

冬月「君も見ていたよ。記憶が消去されているがな」

冬月「結果、ユイ君はここで消え、彼女の情報だけが綾波シリーズに残された」

冬月「君の知っている綾波レイはユイ君の複製体の一つだ。もっとも、今の綾波レイは君の知る綾波レイでは無いがな」

シンジ「そんな…」

冬月「世界を崩す事は造作もない」

冬月「だが、作り直すとなるとそうもいかん」

冬月「時と同じく、世界に可逆性はないからな。人の心にも…」

冬月「だから今、碇は自分の願いを叶えるためにあらゆる犠牲を払っている。自分の魂もだ」

冬月「君には少し、真実を伝えておきたかった。父親の事も…」
270 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]:2013/01/12(土) 10:58:36.33 ID:e2Tj379h0
冬月「まったく嫌な役だ」

冬月「ユイ君。これでいいんだな?」

ゲンドウ「最後の契約の時が来る。もうすぐ会えるな、ユイ…」
271 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]:2013/01/12(土) 10:59:52.51 ID:e2Tj379h0
シンジ「なんでだよ…こんなことになってるなんて……」

シンジ「僕はアスカを助けたかっただけだ…」

シンジ「なんでミサトさんも、アスカも、みんな黙ってたんだ…」

シンジ「…………」

シンジ「アスカ……本当は…僕のこと…」

シンジ「うっ……うぅううう……」

シンジ「ああああああああああ!!」




13号機「……」

冬月「最後の執行者が遂に完成したか」

ゲンドウ「ああ……これで道具はすべて揃った」
272 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]:2013/01/12(土) 11:01:08.44 ID:e2Tj379h0
カヲル「時が満ちた…いよいよだね。シンジ君」

シンジ「いやだ!エヴァなんかもう乗りたくない!」

シンジ「エヴァに乗ったっていいことなんかなかったんだ!もういやだ!!何もしたくない!!」

カヲル「そうして、つらい感情の記憶ばかりをリフレインさせてもいいことは何も生まれない」

シンジ「いいことなんかないよ…カヲル君が見せたんじゃないか…あのどうしようもない世界…」

カヲル「エヴァで変わったことはエヴァで再び変えてしまえばいい」

シンジ「そんなこと言ったって、エヴァも父さんもミサトさんも何もかも信じられないよ!」

シンジ「アスカのことだって……」

カヲル「でも、僕は信じてほしい」
273 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]:2013/01/12(土) 11:02:14.68 ID:e2Tj379h0
シンジ「できないよ…ミサトさんが僕にこれを付けたんだ…もうエヴァには乗るなって。乗ったら死ぬんでしょ…」

シンジ「もう…エヴァなんかどうだっていいんだ…」

カヲル「…」

カチャ

シンジ「!?」

カヲル「分かっている。リリンの呪いとエヴァの覚醒リスクは僕が引き受けるよ」

シンジ「カヲル君…」

カヲル「気にしなくていいよ。元々は僕を恐れたリリンが作ったものだからね。いずれはこうするつもりだったんだ」

カヲル「シンジ君。君の希望はドグマに残る二本の槍だけ だ」

カヲル「それが補完計画発動のキーとなっている」

カヲル「僕らでその槍を手にすればいい」

カヲル「そうすればゼーレもフォースインパクトを起こせなくなるし、第13号機とセットで使えば世界の修復も可能だ」

シンジ「そうだね…うん、君になら出来るよ」

カヲル「君となら、だよ。エヴァ第13号機はダブルエントリーシステムなんだ」

カヲル「二人でリリンの希望となろう。今の君に必要なことは何よりも希望。そして贖罪と心の余裕だからね」

シンジ「すごいや…何でも分かっちゃうんだ…」

カヲル「いつも君の事しか考えていないから」

シンジ「ありがとう。カヲル君…行こう」
274 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]:2013/01/12(土) 11:03:28.27 ID:e2Tj379h0
シンジ カヲル『エヴァンゲリオン第13号機、起動!』



シンジ「僕らだけじゃないんだ」

カヲル「マーク6とマーク9の事かい?援護のためだよ。ネルフの動きを警戒しているのさ」

シンジ「そんなの、僕らだけで十分だよ…綾波じゃないの に…」

綾波「綾波じゃ、ない…?」

シンジ「壁が…」

カヲル「ああ、全てインフィニティのなりそこない達だ」

カヲル「君は気にしなくていい」

カヲル「もうすぐリリスの結界だ。メインシャフトを完全に塞いでいてこの14年間誰の侵入も許していない」

シンジ「まるで大きな蓋みたいだ…」

カヲル「大丈夫さ。これを突破するための13号機だからね。二人ならできるよ」

シンジ「うん…」

カヲル「行くよ、シンジ君…」
275 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]:2013/01/12(土) 11:04:14.40 ID:e2Tj379h0
ゴゴゴゴ……

シンジ「やった!」

カヲル「ついたよ。セントラルドグマの最深部だ」

シンジ「あれがリリス…」

シンジ「ミサトさん…命がけで守っていたのに…」

シンジ「あそこに刺さってるのが目標物?」

カヲル「そう、ロンギヌスとカシウス。二本の槍を持ち帰るには魂がふたつ必要なんだ。そのためのダブルエントリーシステムさ」

シンジ「それなら…あっちのパイロットでもいいんじゃない の?」

カヲル「いや、リリンの模造品ではムリだ。魂の場所が違うからね。 さ、始めるよ」
276 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]:2013/01/12(土) 11:05:10.18 ID:e2Tj379h0
「でやあああああああああああ!!!」

シンジ「うわっ!?」

弐号機「…」ズンッッ!!

シンジ「弐号機…アスカ!?」

シンジ「何すんだよ!アスカ!」

アスカ「シンジ!あんたまさかエヴァに乗ってんの!?」

シンジ「そうだよ…エヴァに乗って、世界を変えるんだ!」

アスカ「なんでそんなこと!」

シンジ「……」

アスカ「ちょっと待ちなさいよ!」

アスカ「!?」

6号機「……」

アスカ「ちっ…14年ぶりね…今度は邪魔するつもり?」

6号機「……」

アスカ「どけええええええ!!」
277 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]:2013/01/12(土) 11:06:09.27 ID:e2Tj379h0
綾波「碇君の邪魔はさせない」

バキューーーーーンッ

9号機「!?」ドゴォッ

マリ「的を狙えばハ・ズ・さないよぉ♪」

マリ「『アダムスの器』さん、せめて…足止めはさせてもらうにゃん♪」

綾波「…」

マリ「ゼーレの残念パイロットさん!聞こえてるでしょ?『アダムスの器』になる前にそっから出た方がいいよー」

綾波「ダメ。それは命令じゃない」

マリ「堅物だなー。あんたのオリジナルはもっと愛想があったよん」

綾波「オリジナル…?別の私…」

綾波「私は…何?」
278 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]:2013/01/12(土) 11:07:24.15 ID:e2Tj379h0
シンジ「この槍を抜けば…」

カヲル「ちょっと待って、変だ…」

カヲル(カシウスとロンギヌス、対の槍が必要なんだ…なのにここには同じ槍が二本あるだけ…)

シンジ「カヲル君?」

ドゴオオオォォォン

シンジ「!!」

6号機「…」

アスカ「はぁ…はぁ…」

アスカ「待ちなさい!シンジ!」

シンジ「なんで邪魔するんだアスカ!あれは僕たちの希望の槍なんだよ!?」

アスカ「そんなことしたら世界が崩壊するだけよ!」

シンジ「違う!槍があれば、全部やり直せる…世界が救えるんだ!」

アスカ「あたしの話を聞いて!」

シンジ「うるさい!もうアスカのことなんか信じない!ミサトさんだって、みんなで僕に嘘をついてたじゃないか!」
279 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]:2013/01/12(土) 11:08:31.83 ID:e2Tj379h0
アスカ「それはっ…」

シンジ「本当は僕のことを憎んでるんだろ!?」

アスカ「……っ!!」

アスカ「誰もそんなこと思ってないわよ!」

シンジ「口だけならなんとでも言えるよ!」

アスカ「……」

アスカ「ごめんね…」

アスカ「全部あたしのせい…」

シンジ「!?」

アスカ「あたしがネルフのみんなに黙ってるようにお願いしたの…」

アスカ「そんなことできるわけないと思ってたけど…」

アスカ「ミサトがね…」

ミサト『全責任はわたしが持つわ』

アスカ「って言ってくれたの…」

シンジ「…」

アスカ「本当のことを教えたらシンジがまたいなくなるんじゃないかって…あたしが弱かったから…」

アスカ「あたしのせいでシンジを苦しめちゃったんだね…」

アスカ「ごめんね…もう…許してもらえないよね…」

アスカ「でもあたしは…今の世界でシンジと一緒に生きていきたい」

シンジ「アスカ…僕は…この世界にいていいの?」

アスカ「いいに決まってるじゃない!」
280 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]:2013/01/12(土) 11:09:34.16 ID:e2Tj379h0
シンジ「カヲル君…」

カヲル「分かっているよ」

シンジ「うん…やっぱりアスカを放っておけないよ」

カヲル「ふふっ…彼女が羨ましいな。シンジ君の好意を独り占めできて…」

シンジ「アスカ…ごめん」

アスカ「シンジ…」

シンジ「帰ろう?」

アスカ「うん…」
281 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]:2013/01/12(土) 11:10:10.46 ID:e2Tj379h0
6号機「……」

6号機「……」ギュイィィン

マリ「マズイ!姫!マーク6がまだ生きてる!!」

アスカ「!?」

6号機「……」ガシッ

シンジ「!!」

ブスッ ブスッ

シンジ「槍が…」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…………
282 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]:2013/01/12(土) 11:12:02.06 ID:e2Tj379h0
シンジ「操縦が効かない!どうなっちゃったんだ!?カヲル君!」

シンジ「カヲル君!」

カヲル「そうか…そういうことだったのか!…さすがリリンの王。シンジ君の父上だ…」

ゲンドウ「死海文書の契約改定の時が来ました。これでお別れです」

ゲンドウ「あなた方も魂の形を変えたとはいえ、知恵の実を与えられた生命体だ」

ゲンドウ「悠久の時を生きることは出来ても、われわれと同じく訪れる死からは逃れられない」

ゲンドウ「死を背負った群れの進化を進めるために、あなた方は我々に文明を与えてくれた」

ゲンドウ「人類を代表し、感謝します」

ゲンドウ「死をもって、あなたがたの魂をあるべきところへ帰しましょう」

ゲンドウ「宿願たる人類補完計画と、定款された神殺しは私が行います。ご安心を」

キール「我らの願いは既にかなった。良い。すべてこれで良い。人類の補完。やすらかな魂の浄化を願う」
283 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]:2013/01/12(土) 11:13:12.62 ID:e2Tj379h0
シンジ「なんだこれ…」

シンジ「なんなんだよこれ…」

シンジ「僕のせいなのか…」

シンジ「僕が槍を抜こうとしたから…!」

カヲル「フォースインパクト。その始まりの儀式さ」

シンジ「カヲル君!腕の爆弾が!」



ミサト「ATフィールド最大!このままエヴァを封じ込めて!主砲斉射用意!極射弾装填!なんとしてもフォースの発動を食い止めるのよ! 」

ミサト(シンジ君…ごめんなさい…)

ミサト「主砲、撃てー!!」

ドオオォォォォンン

シンジ「ミサトさん!?」
284 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]:2013/01/12(土) 11:14:07.06 ID:e2Tj379h0
9号機「……」バキュゥゥン

ドオオォォォォン

ミサト「なにっ…!?」

「やられました!主砲に直撃!」

ミサト「アダムスの器か!」

「中央部に被弾!損害不明!」

「舵が効きません!落下します!」

リツコ「アダムスの器…ヴンダー本来の主!初号機から本艦の制御を奪い返すつもりだ!」

アヤナミ「なぜ…?リンクが回復しない」
285 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]:2013/01/12(土) 11:14:56.12 ID:e2Tj379h0
マリ「よっと」

マリ「あっちゃー、こいつはしっちゃかめっちゃかな状況ねぇ…」

アスカ「コネメガネはシンジのエヴァを!ヴンダーは改2で助ける!」

アスカ「絶対にフォースインパクトを阻止するわよ!」

マリ「ラジャ!」
286 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]:2013/01/12(土) 11:15:46.56 ID:e2Tj379h0
9号機「…」

「アダムスの器、排除できません!」

「主制御システムに未確認データが侵入!」

「艦のコントロールが乗っ取られていきます!」

ミサト「くっ…」

9号機「…」

アスカ「パターン青!?ゼーレがやりそうなことね!」

アスカ「モードチェンジ!コード777!」

弐号機「グアアアアア!!!」

綾波「誰!?」

アスカ「あんたこそ誰よ!」

「下部ブリッジより報告。改2号機、アダムスの器と会敵!」

ミサト「頼むわ、アスカ…!」
287 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]:2013/01/12(土) 11:16:42.88 ID:e2Tj379h0
綾波「こんな時、綾波レイならどうするの…?」

アスカ「知るか!あんたはどうしたいの!」

アスカ「これで…コアを!」

弐号機「ガアアアアア!!!」

9号機「…」

アスカ「こいつ!全身がコアか!時間もない…ごめん!2号機!!」

( 自爆システム 起動 )

ドオオォォォォンン



「制御システム回復!」

ミサト「全艦緊急発進!目標のエヴァをただちに追跡!」

リツコ「艦長!主機が復元されるまでは無理よ!」

ミサト「シンジ君…!」
288 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]:2013/01/12(土) 11:17:57.53 ID:e2Tj379h0
シンジ「僕のせいなのか…僕が、僕が…」

カヲル「君のせいじゃない」

シンジ「えっ?」

カヲル「僕が第13の使徒になってしまったからね。僕がトリガーだ」

シンジ「どうしよう…ねえ、どうしよう…カヲル君、僕はどうしたらいいの…?」

カヲル「魂が消えても願いと呪いはこの世界に残る。意志は情報として世界を伝い変えていく。いつか自分自身の事も書き換えていくんだ」

カヲル「ごめん。これは君の望む幸せではなかった。ガフの扉は僕が閉じる。シンジ君が心配することはない」

シンジ「カヲル君…カヲル君が何を言っているのか分からないよ!」

カヲル「シンジ君は安らぎと自分の場所を見つければいい」

カヲル「大丈夫。君は既に見つけてるから」

シンジ「うっ…うぅぅ……」

カヲル「そんな顔をしないで。また会えるよ、シンジ君」

シンジ「カヲル君!!」
289 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]:2013/01/12(土) 11:18:37.46 ID:e2Tj379h0
マリ「ガフの扉がまだ閉じない!わんこ君がゼーレの保険か!」

マリ「後始末は済んだ!しっかりしろわんこ君!」

シンジ「……」

マリ「せめて姫を助けろ!男だろ!!」

マリ「あたしに言った言葉は嘘だったのか!」

シンジ「……っ!!」
290 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]:2013/01/12(土) 11:19:09.34 ID:e2Tj379h0
冬月「ひどい有様だな。ほとんどがゼーレの目論見通りだ」

ゲンドウ「だが、ゼーレの少年を排除し、第13号機も覚醒へと導いた。葛城大佐の動きも計算内だ。今はこれでいい」

リツコ「誰のおかげか分からないけど、フォースは止まった。ミサト…今はそれで良しとしましょう」

ミサト「…」
291 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]:2013/01/12(土) 11:20:11.76 ID:e2Tj379h0
シンジ「……」

シンジ「……」

シンジ「アスカを助けに行かなきゃ…」

シンジ「はぁ…はぁ…」

シンジ「うわっ!?」

ずざあぁぁ……

シンジ「アスカ…どこにいるんだ…」

ボロボロになった弐号機「……」

シンジ「弐号機!?」

シンジ「エントリープラグが無い…この近くにアスカが…」

シンジ「あった!!」

シンジ「ううぅぅぅ……」

ギギギギギギ……

ガキンッ プシューー……

シンジ「アスカ!?」

アスカ「……」
292 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]:2013/01/12(土) 11:21:28.86 ID:e2Tj379h0
シンジ「目を覚ましてよ!アスカ!」

アスカ「んっ…シンジ…」

シンジ「アスカ!!」

アスカ「ごめんなさい…」

シンジ「いいんだ…僕がバカだったから…僕のほうこそごめん…酷いこと言って…」

アスカ「ううん…あたしのせいだから…」

シンジ「うぅ…ぐすっ…」

シンジ「どうしよう…僕、これからどうしたらいいの…?」

アスカ「生きよう…最後まで生きるの…」

シンジ「でも…」

アスカ「逃げちゃ駄目。あたしもずっと一緒だから」

シンジ「うん…」

アスカ「ここからじゃミサト達が助けに来れない。少し歩くわよ」

シンジ「うん」


ふたりは手をしっかりと握り締めて荒れ果てた赤い大地を歩きだす…




終わり
293 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[]:2013/01/12(土) 11:24:03.62 ID:e2Tj379h0
最後、雑ですまん。
本当に終わり
こんなエヴァが観たいなと思ってひたすら書いてみた。
元スレ: http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1356932118/
シンジ「アスカって処女?」 アスカ「は?」その1
シンジ「アスカって処女?」 アスカ「は?」その2
シンジ「アスカって処女?」 アスカ「は?」その3
シンジ「アスカって処女?」 アスカ「は?」その4
シンジ「アスカって処女?」 アスカ「は?」その5
シンジ「アスカって処女?」 アスカ「は?」その6
シンジ「アスカって処女?」 アスカ「は?」その7



Real Action Heroes 碇シンジ


2013-01-13 | Comment(3) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おもろ
Posted by SSまとめ部員 at 2015.02.09 17:03
おもろい
Posted by SSまとめ部員 at 2015.02.09 17:04
Posted by SSまとめ部員 at 2015.04.26 11:46
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

Copyright © SSまとめ部 All Rights Reserved.
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。